ひかりのはしら
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大地深くに根を下ろし
静かにときを待つ
巫女舞のように
大地は
光を受け入れる土台となり
光の柱があらわれる
天と地は結びつき
絡まりやがて
光のなかで
ひとつとなる
はぐくまれる
いのちはゆっくりと上昇し
芽を出し息吹く
暗い闇のなかから
白い龍が天にむかうように
呼吸のように
繰り返される
生命の循環
揺らぐことはない
この物語は
脈々とした柱
はかなく散る
そのようなものは
わたしにつけられたいつわりのすがた
にんげんの
おそれから生みだされたいつわり
わたしは生と死をつかさどる
すべてはただ
循環してゆく
わたしは
すべてを内包する
大地のおおきな一呼吸とともに
白い龍が天に昇る
大地であり
天空
生であり
死
循環してゆく
わたしのなかで
大地の呼吸のなかで
「天地(あめつち)の神にぞ祈る 朝なぎの 海のごとくに 波立たぬ世を」
From コノハナサクヤヒメ
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